ゴミ箱一個の生活

こんにちは、アメリカインディアナ州より
はじめての投稿に少々緊張しているmaxumiです**


今日は”ゴミの区分けやリサイクル”という問題と
地域的強制力というものについて考えてみたいと思います。
というのは、、こちらでの生活を始めて、
ゴミというものへのあまりの”緩さ”にとても驚き戸惑ったからです。。


私の海外生活のスタートは、カナダオンタリオ州のアパートだったのですが
まずアパートではゴミの日というものが決まっていない。
さらにアパートにはみなさん用の巨大なゴミ箱がどか===んと一個。。。
その一個の共同ゴミ箱に、家庭のゴミが溜まったらいつでも捨てていいのです。
・・・・そう、燃えるゴミ、燃えないゴミという区分がない!!
探してみると近くに小ぶりのバケツが置いてあり、
そこにはビンや缶、ペットボトルなどを任意で分けて入れるようになっていましたが
ゴミの収集は大型のブルドーザーみたいなものがやってきて
中身などまったく確認せずにごっそりと持っていくので
ほんとにまったく、「あなたの良心を信じてます*」状態。
そのためか実際、共同ゴミ箱の中にはビンや缶がいつもたくさん入っているようでした。
缶やビンの区分けはやっていましたが、
燃えるゴミ燃えないゴミの細かい区分けをしなくていいのはとても楽でした。
ですがなんだか、変な感じでした・・・最初のうちは。。
しかしそれは次第に私の中で普通なことになってしまいました。。


そんな生活にすっかりなれてしまった私が
日本の実家に帰り台所を手伝うといつもお母さんに叱られます。
いつものクセが出てゴミの区分けが甘いんです。。。
「こんな出し方したらおこられちゃうわよ・・・」
母はよくそういいます。
そう、日本ではゴミを区分けして出すのは住民として当然のルールです。
最近では地域によってはリサイクルに関してもかなりうるさくなってきていると聞き、
細かくリサイクル品を区分けして出さないとルール違反な人になってしまう。
そこには大きな地域的強制力が働いています。
もちろん自主的に環境を考えて区分けをきちんとしている人もいますが
やはり多くの人はこの”地域的強制力”によってゴミを区分けしているというのが
実際のところだとおもいます。


私は現在一軒家に住んでいます。
一軒家の場合は(カナダも金額は違うけれど同じシステムでしたが)
ゴミ袋(35lbs)一個につき60セントのシールを貼り、
週に一度水曜日に家の前に置いておくと、ゴミ屋さんが来て回収していってくれます。
方法は違うけれど中身は一緒です。
毎週出すゴミ袋の中には、燃えるゴミも燃えないゴミも、
そしてさらに・・・リサイクルできるはずの缶やビンやペットボトルも
たくさんたくさん入っています・・・・・

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一軒家でリサイクルをしようという場合は、
リサイクルボックスを買わなければなりません。
この”Vincennes専用のリサイクルボックス”は
スーパーなんかで売られていて、2個で15ドルちょいくらいです。
この箱に2箱分リサイクル資源を入れて
毎週金曜日にゴミと一緒に出しておくと
そのゴミは60セントシールなしで、無料処理してくれるというおまけがついてます。

でも・・・
スーパーに行ってこの大きな箱を15ドル払って買ってくる。
そして毎日せっせと区分けをし、ゴミの日にはこの箱2個プラスゴミ袋を
家のドライブウェイの前まで何度も往復して運び出す。
私がそこに思うのは。。。
「環境のためにリサイクルを」という自主的な気持ちがなければ
<しないこと>なんじゃないかということです。
ゴミの出し方を非難する近所のおばちゃんの目もなければ
ヘタなゴミの出し方のためにゴミを持っていってもらえないなんてことも無い。
何も気にせず全部一つのゴミ箱に突っ込んでおけばいいだけの作業が
おまけはあれどやけに面倒になるわけです。

実際私のうちのご近所さんはみな、金曜日ではなく水曜日にゴミを出しています。
このリサイクルボックスを見かけたことはあまりないというのが現状。
こんな記事を書いている私も、水曜日にゴミを出しています。。。
この街に住むのがほんの数ヶ月だからという理由でこの箱を買いませんでした。
その時私が考えたのは環境のことではなく自分にとっての損得でした・・・
これが正直なところです。。


現在この地域、そしてカナダの私が知っている範囲の地域では
一般家庭ゴミの区分け・リサイクルにはなんの強制力もないというのが現状で、
それによって多くの資源がゴミとして処理されており、
またごちゃ混ぜで増えに増えたゴミが
どのようにしてかすべて一緒に処理されているわけなのですね・・・
その処理には地球が悲しむなにももの、出たりはしないのでしょうか。
資源の再利用率というのは、アメリカと日本でどのくらい違うものなのでしょうか。
もしこのアメリカという大きな国に、
日本のように家庭ゴミの区分けやリサイクルに対する地域的強制力があったとしたら・・・
地球はどんな顔をするのかな。。。。



・・・うう==++
自分の環境に対する意識の低さを反省しなくてはいけません。。
まずは己からなんです。。。まったく・・。反省します。。。
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by ecoblog | 2005-12-01 22:33 | ごみとリサイクル
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